2018年03月04日 09:02更新
昭和20年から30年代の日常を描いた切り絵の作品展が、上越市国府1丁目の五智歴史の里会館でひられている。
切り絵作品を制作したのは上越市石橋在住の西山英夫さん。定年退職後に趣味で切り絵をはじめ、10年間で約150点の作品を制作した。今回はこの中から角巻きにトンビ、頸城鉄道の路線バスなど、なつかしい上越の風景を中心に、約40点を展示している。
西山さんは思い出をもとに切り絵を制作している。切り絵は一般的に白黒の2色だが、西山さんは色のついた和紙を使うことで温かさを表現している。
西山さんの母親の実家での1コマ
こちらの作品は、囲炉裏の番をしながら家事を手伝う様子。祖父の姿勢や表情を実際に火を吹く様になるように工夫したと言う。西山さんは「当時の風景や生活態度、生活様式に合わせて、間違えなく伝えたいという思い、考えてつくった」と話している。
切り絵展 「昭和時代を生きた、懐かしき時代の思い出」
■期間:~3月31日(土)
■時間:午前9時~午後6時
■会場:五智歴史の里会館(上越市五智1)
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