2018年01月27日 19:53更新
上越地区郵便局長会の24人が妙高市上小沢地区を訪れ、ボランティアで1人暮らしの高齢者に代わって、屋根の雪おろしに汗を流した。
局長会では日頃お世話になっている地域に貢献しようと、3年前から上小沢地区で雪おろしなどのボランティアを行っている。女性の局長も含めて、6人ずつ4つのグループを作り、1人暮らしの高齢者世帯4軒で除雪をした。
この日朝までの積雪は2m10cmで作業中も雪が降り続く。上小沢は26世帯ある中で、高齢化率が65%を超えている。訪問した世帯の住人は一番若い人でも79歳。一方で住民は天気が良い日には自ら屋根に上り、3、4回ほど雪おろしをしているという元気なお年寄りばかりだが、ここ数日の断続的な降雪で作業はお手上げ。局長たちの力を借りた住民らは「助かるわ。」と労いの言葉をかけていた。上小沢の生井一広区長も「非常にありがたい。みんな心配しながら家の中で過ごしていると思う。とても心強い。」と話していた。雪おろしのあとには住民から地元で採れたもので作った手料理もふるまわれ、局長たちは世間話で高齢者を元気づけた。
上越地区郵便局長会の岡寺俊勝さんは「何年かぶりの大雪でやった感がある。要望があって喜んでもらえるので、私どももやりがいがある。できるだけ今後もボランティアを続けていきたい。」と話していた。
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