2017年12月27日 18:55更新
「たにはま公園」には、上越市内最大の大型遊具があり、子どもたちに人気の公園だが…。
12月5日、土が掘り返されている跡を公園の管理人が見つけた。
(撮影は12月5日。写真提供:上越市)
上越市は、複数のイノシシがエサとなる植物や虫を探していたためとみている。被害は遊具が設置されている場所を中心に、9000㎡を超えている。復旧には100万円ほどかかる見通しだ。
たにはま公園は冬の間、閉鎖される。ことしはイノシシの被害が出たことなどを受け、例年より1週間早く今月11日に閉鎖された。
たにはま公園ではドッグランを含む園内で、去年11月からイノシシによる同様の被害が確認されている。今回の被害は過去最大。市では注意を呼びかけるA3サイズの看板を10枚設置してきたが、今後、猟友会などと相談しながら対策を検討することにしている。
ことしはイノシシの目撃が急増
上越市によると、市内でイノシシが目撃された数は、ことし4月から12月26日まで69件にのぼる。これは、昨年度の3倍以上にあたる。市ではイノシシの数が増えているためと見ていて、捕獲などに力を入れることにしている。万一、イノシシを見かけた場合は、建物に入るなどして刺激しないよう注意することが大切だ。
(12月15日。金谷山周辺にいたイノシシ)
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.