2025年02月16日 00:00更新
350体を超えるひな人形を飾ったひなまつりが、14日(金)から上越市頸城区坂口記念館で始まりました。
ひなまつりは、桃の節句を前に8年前から坂口記念館で開かれています。会場には地元や県外から寄付された15組350体以上のひな人形やつるしびな20本などが飾られています。多くは昭和30年から40年にかけて作られた段飾りです。
これは展示されているなかで最も古い、瀬戸物のひな人形です。80年ほど前、昭和20年ごろに作られました。
このひな人形は、大きさが一般的なものと比べて1.5倍ほどあります。
富山県に住んでいた人から寄付されたものです。
ひなまつりでは毎年、市内の作家による手作り人形も飾られています。今年は作家4人の100体が華を添えました。
これは冬のオリンピックで2度の金メダルに輝いたフィギュアスケーター、羽生結弦さんがモデルのおだいりさまです。布などでできています。
このほか着物や和紙で作られたものもあります。
坂口記念館 笠原昇治 館長
「古い建物のなかに豪華絢爛な赤い花嫁衣装 タペストリー。人形の多さ。手づくりの人形はなかなかない。みんな表情や飾りも違う。ぜひ多くの人に来てほしい」
ひなまつりは14日(金)から来月9日(日)までです。入館料は大人310円、中学生以下は無料です。期間中は毎日、甘酒1杯の振る舞いなどが行なわれます。
イベントに合わせ、地元の野菜などを使ったひな御膳を楽しむ会がことしも来月1日(土)と2日(日)には行われます。申し込みが必要で、受付は15日(土)からです。定員はそれぞれ30人ほどで毎年、30分ほどで定員に達するということです。詳しくは坂口記念館へお問い合わせください。
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