2025年02月15日 06:00更新
高田城址公園では来月下旬から始まる観桜会に向け、サクラの剪定作業が行われています。
作業は例年通り去年12月から行われています。13日はサクラの手入れを専門とする「桜守」2人が中心になり、枯れ枝を切り落としました。園内を歩く人の頭の上に落ちるのを防ぐためです。
園内には雪が70センチほど積もっています。このため作業は園内の歩道を除雪してから行なっています。はしごは雪に埋もれることもあり、慎重に作業を進めていました。
サクラの手入れは通常1日に10本ほどのペースですが、雪が多い時期は思い通りに進まず苦労するということです。
桜守 小山秀さん
「絶対気をつけないと。中途半端に(はしごが)入っていると落ちる」
「(積雪多い中)大変。正直に言って。道も空いていないので作業をする木にたどり着けない。時間はかかっているが着実に一歩一歩、進めている。(雪折れ)被害としては少ない方だと思う」
剪定作業は観桜会直前の来月下旬まで続きます。今年の観桜会は100回目の節目を迎え、手入れにも気合いが入っています。
桜守 小山秀さん
「この仕事に携わり100周年を迎えることは楽しみ。記念の年。精一杯、できる限りサクラの保全に努めたい。(サクラ)必ず応えてくれるだろうと思う」
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