2024年10月22日 17:45更新
上越市立浦川原小学校の4年生が、地元の飯室集落に伝わる里神楽を区内で開かれた敬老会で22日(火)に披露しました。
飯室神楽を披露したのは浦川原小学校の4年生16人です。飯室神楽は浦川原区の飯室集落に古くから伝わる伝統芸能で、市の文化財に指定されています。毎年春と秋に行われる地元の祭りで、五穀豊穣などを願い奉納されています。
児童は今年4月から地域のことを知ろうと、総合の学習を通して練習してきました。22日は区内の敬老会に招かれ、参加した75歳以上のおよそ50人を前に披露しました。
これまでの練習では、動画を何度も見て覚えたほか、飯室神楽保存会のメンバーから指導を受けてきました。
神楽は村の農作物を荒らす獅子を、天狗が成敗する物語風になっています。
敬老会の参加者
「すばらしかった。練習がしっかりできていた」
児童
「緊張した。(天狗役で)扇子の上げ下げがうまくできた」
「歴史が続いて未来に神楽を残してほしい」
児童は今後も区内の保育園や福祉施設などを訪れ、披露することになっています。
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