2024年09月13日 16:21更新
今年は「安心」の品質!
上越地域でコシヒカリの収穫がピークを迎え、先週から品質検査が行われています。11日までに検査した分の1等米の比率は90パーセント以上で、去年、過去最低だった7パーセントを大きく上回る出来栄えで、JAえちご上越の関係者は安堵の表情を浮かべています。
JAえちご上越管内ではコシヒカリの品質検査が先週末から始まりました。13日(金)は上越市頸城区の検査場に頸城区や大島区で収穫されたコシヒカリ137トン分が運び込まれました 。JAの検査員がコメ袋からサンプルを抜き取り粒が割れていないか、未熟ではないかなど確認します。
JAによりますと今月11日までに検査したコシヒカリの1等米比率は95パーセントでした。検査が終わったコメ袋には次々と1等米のスタンプが押されました。
JAえちご上越によりますと昨年度は、猛暑や雨が少なかった影響でコシヒカリの1等米比率が7パーセントまで落ち込み、これまでで最も低くなりました。これを受け、JAでは暑さ対策を進めるため、生産者に水の管理の徹底などを呼び掛けてきました。その結果、例年並みの品質に回復しました。JAでは過去3年間でもっとも品質がいいと話しています。
JAえちご上越 営農部 上野康好さん
「ホッとしたというのが正直な感想。農家の皆さんの頑張りによって品質が回復できた。これからコシヒカリが続いておくての品種に切り替わっていく。良い品質が保たれたまま秋を終えられればいちばんいい」
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