2017年11月08日 15:06更新
高田城の本丸を復活させ、新たな観光資源として上越市の魅力を高めようと、市民が高田城復元を検討する委員会を立ち上げた。
検討委員会には、上越市内で活動する街づくり団体を中心に、20人が参加。
発起人は、元市議会議員の早津輝雄さん。北陸新幹線開業後、市内から出かける人が増えたが、市内に訪れる観光客は少ないと感じていた早津さんは、上越市の魅力を高め、観光客を増やしたいと、委員会を立ち上げた。
7日に開かれた第一回委員会では、当面は高田城本丸御殿の復元を目標に、活動していくことが確認された。
高田城本丸御殿跡には現在、上越教育大学附属中学校が建っている。委員長の宮川大樹さんは、「中学校は築年数30年を超えており、10年ほどで建て替えの時期が来る。その時期を目安に市民からの理解、国や市などの行政への提言などを進めていきたい」と話した。
委員会では今後、高田城の調査の他、市民に向けてのセミナーを3か月に一回程度開催していくとのこと。高田城の本丸御殿の復元の他には、高田の象徴でもある雁木通りの、デザインを統一させることなどを検討していくとしている。
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