2024年08月21日 14:32更新
8月21日(水)から上越市で始まる全国中学校体操競技選手権大会に、妙高市のあらいジュニア体操クラブ新井中学校2年の西脇瑠花さんが初めて出場します。北信越大会では難易度の高い大技を初めて成功させるなど、自信をつけて大舞台に挑みます。
全国大会に出場するのは、あらいジュニア体操クラブ新井中学校2年の西脇瑠花さんです。今月上旬の北信越大会で個人総合、跳馬、段違い平行棒、平均台、床の4種目に出場しました。順位は団体戦に出場した選手の成績も含まれます。西脇さんは個人総合の選手としては3位となるため、初めて全国大会への切符を手にしました。去年、この大会での成績は24位でした。
西脇瑠花さん
「全国(大会に出場できることは)信じられなかった。(北信越大会)緊張で頭が真っ白になりそうだった。去年はボロボロだった。今回できてよかった」
飛躍できたのは、技の難易度を上げたためです。得意とする「段違い平行棒」では難易度の高い「伸身2回宙返り下り」を組み込み、北信越大会で初めて成功させました。
西脇瑠花さん
「着地で腰を痛めそうだから怖くて大変だった。初めて着地できて全部つながったから、うれしかった。仕上がりは、まだ汚い(悪い)。直して完成度を上げていきたい」
コーチ 押木大是さん
「県内でもこの技に挑戦する人は少ない難しい技。3月から練習した。本人の努力のおかげ」
一方、苦手とする「床」の克服にも挑んできました。踊りの表現力を高めるため、振付師に教わりました。西脇さんは大会に向け、練習を1年以上前から週に5日間、取り組んできました。こうした準備期間を4倍以上に増やしたことも今回の飛躍につながりました。
西脇さんが出場する全国中学校体操競技選手権大会は8月21日(水)と22日(木)にリージョンプラザ上越で開催されます。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.