2024年08月13日 11:26更新

上越市のなおえつ海水浴場で12日（月）、市内に住む77歳の管理員が海水浴客を助けようとして海に溺れ、死亡する事故がありました。

画像提供：上越海上保安署

上越海上保安署によりますと12日（月・祝）午前9時30分ごろ、なおえつ海水浴場で長野県の家族4人が海水浴をしていたところ、そのうちの1人が波に流されているように見えたため、管理員2人が海に入り、救助に向いました。

このあと家族4人と管理員1人は自力で浜に戻りましたが、もう1人の管理員は溺れて姿が見えなくなりました。家族の1人が助けに向かい管理員は浜へ引き上げられましたが意識がなく、このあと市内の病院に運ばれ死亡が確認されました。亡くなったのは上越市に住む77歳の男性です。死因は溺死でした。

画像提供：上越海上保安署

事故当時、波の高さは50センチほどで、管理員が沖に出ないよう海水浴場のスピーカーを通して呼びかけていたということです。上越海上保安署は、海水浴場では突発的に波が高まることがあるとして注意や放送をよく聞き、家族連れは子どもから目を離さないようにしてほしいと話しています。