2023年10月30日 16:45更新
今年度で閉校する上越市立浦川原中学校で28日(土)に最後の音楽祭が開かれました。
浦川原中学校は今年度、開校から77年を迎えましたが、生徒の数が減っていることから閉校し、来年度から安塚中学校、大島中学校と統合され、東頸中学校になります。校舎は、浦川原中学校を改修して使われます。
この日開かれた最後の音楽祭では、学年ごとの合唱や吹奏楽部の演奏のあと、全校生徒59人が「歓喜の歌」と「大地讃頌」を合唱しました。
また、音楽祭には地域の伝統芸能を受け継ぐ団体、保倉川太鼓、月影雅楽、飯室神楽が招かれ、和太鼓の演奏や舞いを披露して会場を盛り上げました。
3年生
「浦川原中学校最後という思いを込めていつもより気持ちのこもった合唱ができた」
3年生
「(閉校記念音楽祭に)一人ひとりの思いをのせて自信を持って歌っていたので気持ちが伝わった」
3年生
「心をひとつに歌えた。(残りの学校生活は)友達と1日1日を大切に仲良く過ごしたいと思う」
フィナーレでは生徒が音楽祭に出席した地域の人たちと一緒に校歌を歌いました。
音楽祭 実行委員長
「音楽祭が成功に終わったのも全校生徒と実行委員のおかげ。嬉しい気持ちでいっぱい」
浦川原中 寺島政敬 校長
「(閉校は)子どもたちにとっても寂しい気持ちだと思うが、またたくさんの人たちと学べるということで頑張ってほしい。統合するという利点を生かしてもらいたい」
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.