2023年10月16日 17:52更新
来年開かれるパリオリンピックの代表選考を兼ねた「マラソングランドチャンピオンシップ」、いわゆるMGCが10月15日(日)に東京都で開かれ、妙高市出身の畔上和弥選手が出場しました。結果は代表内定の2位以内に届かず、35位でした。沿道には地元から応援団が駆けつけ、熱い声援を送っていました。
畔上和弥選手は妙高高原出身の26歳です。関根学園高校時代は、陸上部のキャプテンとして駅伝の全国大会に出場、進学した帝京大学では4年連続で箱根駅伝に出場しました。現在は実業団のトヨタ自動車に所属しています。
写真提供:山川尚さん
畔上選手はパリオリンピックの代表を目指し15日(日)、東京都で開かれたMGCに出場しました。レース中盤までは、オリンピック内定圏内の2位グループで走り、一時集団を引っ張るなど、積極的な走りを見せました。しかし、30キロ手前付近で集団がペースを上げると徐々に引き離され、結果は35位で、記録は2時間14分51秒でした。
沿道には、畔上選手が小中学校時代に所属していた妙高高原ジュニアスキー育成会のコーチなど8人が駆けつけ、熱い声援を送りました。
コーチだった山川尚さんは「本人からは練習が積めていて、調子も悪くないと聞いていた。『もしかして』と思わせてくれるいい走りだった。今後もけがをせず頑張ってほしい」と話していました。
また、レースが終わったあと、山川さんは畔上選手に会い「大きな声援をありがとうございました。最後に力が出ずすみません」と話していたということです。
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