2023年09月23日 04:00更新
上越地域の特産品を県外の人にアピールしようと、関根学園高校の生徒が、来月、東京の神田外語学院で物産店を開きます。販売する商品もかんずりや笹だんごパン、かたふね純米酒など12品目が選ばれました。本番へ準備するなか、生徒たちの緊張感そしてやる気が高まっています。
物産店を出すのは関根学園高校の1、2年生9人です。
扱う商品は、生徒が生産者を訪ねて実際に試食などして選んだものばかりです。かんずりや笹だんごパン、かたふね純米酒、情けの塩もなか、出陣餅など12品目を決めました。
商品の仕入れは、上越ケーブルビジョンが東京有楽町で運営しているアンテナショップ「雪國商店」がサポートしています。
店の名前は「おかえりby雪國商店」です。
生徒
「上越から東京に商品を発信する機会はなかなかない。私たちはその機会があるので、有効的に使い、東京と上越の橋渡しをしたい」
「(東京)いろいろな県出身の人が集まっている。地元に帰ってきた気持ちになり、『おかえり』と言えるような温かい店を作りたい」
店のロゴは、2年生の日野慈巴さんが考えました。
日野慈巴さん
「みんなにアンケートをとり、テーマがかまくらとウサギになった。ロゴの外側を暗く、かまくらの中を明るく温かくして『おかえり』という感じをイメージした」
店を開く場所は、関根学園と以前から交流のある「神田外語学院」の敷地内です。21日(木)は、一緒に活動する学院の学生とオンラインで最後のミーティングを行い、お互いの準備などを確認しました。
神田外語学院の学生
「商品の味や感想を伝えられるように、試食会を開いた」
関根学園の生徒
「(杉田味噌を訪ねて)『みその伝統を残したい』という強い思いを聞くことができた。みそを買う人が減っているからみそを使ったお菓子を出そうと、今回扱う豆菓子などを作っていると知った」
関根学園高校と神田外語学院の物産店「おかえりby雪國商店」は、来月2日(月)から7日(土)までの6日間限定で開かれます。営業時間は、平日が午後5時15分から7時30分まで。最終日の土曜は、午前10時から午後1時30分までです。関根学園の生徒が店頭に立つのは、6日(金)と7日(土)の2日間になります。
当日は、学院の学生がデザインした、それぞれの校舎と東京と上越の景色が描かれた、おそろいのポロシャツを着て店頭に立つということです。
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