2023年08月20日 09:45更新
20歳以下の若者がものづくりの技を競う全国大会が今月静岡県で開かれ、自動車整備部門で上越テクノスクールの竹内恵達さんが金賞に輝きました。また、建築大工部門では村松洋輔さんが入賞しました。
「若年者ものづくり競技大会」の自動車整備部門で金賞を受賞したのは、上越テクノスクールの2年生 竹内恵達さんです。大会では竹内さんを含む17人が、壊れたエンジンの修理やブレーキの点検や整備など、5つの課題にそれぞれ制限時間30分間で挑みました。結果、竹内さんは作業のスピードと正確さが評価され、みごと金賞を受賞しました。
竹内恵達さん
「本番は得意なことから始められてスムーズだったが、午後の競技で(時間が足らず)焦ってミスもしてしまった。金賞と聞いて驚いた」
竹内さんは大会に向けて、5月下旬から多い日には1日4時間練習してきました。そのうち、苦手意識のあったエンジンの故障診断は、同級生に協力してもらって様々なトラブルを想定しながら不具合を見つける作業を繰り返したということです。
竹内恵達さん
「時間何に収めることが大変。部品点数の多い作業は、1つひとつの正確さに重きをおいて作業した」
竹内さんは、来年春、県内の自動車整備工場に就職することが内定しています。
竹内恵達さん
「人の命を預かる仕事。誰からも信頼される整備士を目指したい。今回の経験を生かして、自動車業界を引っ張る存在になりたい」
一方、建築大工部門に出場した1年生の村松洋輔さんは、敢闘賞を受賞しました。大会では制限時間5時間30分でノコギリやカンナなどを使って加工や組み立てに取組みました。
建築大工部門で学校から入賞者が出るのは5年ぶりです。
村松洋輔さん
「(入賞)ホッとしたが、本番では寸法を間違えてしまい悔しかった。目標は大工になること。大会の緊張感や得た技術生かして、もっと高みにのぼりたい」
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