2023年07月11日 16:38更新
上越高校の料理部が来月開かれる「高校生長岡ラーメン選手権」に出場します。本番に向けて10日(月)、出品するラーメンを試作して味や盛り付けを確かめました。
上越高校のラーメン「酒かすとんポタつけ麺」。つけ汁は酒かすの入ったトン汁がベース。麹みそと白みそを独自にブレンドして味を調えます。
さらに豆乳を加えてポタージュのようなとろみを出すことで、麺によく絡むよう工夫されています。
上越高校がラーメン選手権に出場するのは今年が7回目です。初出場で先輩が作ったのは上越の特色をいかした酒かすラーメンでした。以来、そのレシピを受け継ぎ、チャレンジしてきました。
工夫と改良も重ねています。前々回からは、暑い夏でも食べやすいつけ麺に変えたのです。すると、その年は準優勝。翌年も入賞と好成績を収めました。今年はさらにグレードアップしています。
料理部の大野天 部長
「夏なので夏野菜のオクラを入れた。揚げナスも入れる。暑いのでニンニクを入れて食欲をそそる味に仕上げた。とてもおいしく、みなさんに食べてもらえる味になった。目標はこのラーメンで1位を取ること」
「高校生長岡ラーメン選手権」は、長岡商工会議所青年部がラーメン作りを通して高校生たちに職業意識や起業意欲を高めてもらおうと開いています。会場では高校生のオリジナルラーメンが1杯500円で販売され、審査員や来場者の投票で順位が決まります。
コロナ禍のため今年は4年ぶりの開催となり、県内から7校9チームが出場します。
過去には、大会で提供された高校生のラーメンが、某ラーメン店のメニューになったこともあるそうです。「高校生長岡ラーメン選手権」は8月6日(日)にアオーレ長岡で開かれます。
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