2023年07月04日 16:47更新
将来の職業探しに役立てようと、上越市立城西中学校の2年生が4日(火)から高田河川国道事務所で職場体験に臨んでいます。
高田河川国道事務所で職場体験しているのは城西中学校の2年生 阿部蓮太郎さんと髙橋凰さんの2人です。市内にある川の管理施設3か所を見学しました。
阿部蓮太郎さん
「前からダム巡りをしている。(川の管理に)興味があり選んだ」
東城町にある中央橋近くの施設では、冬場、関川の水を高田城址公園の南堀に流しこみ、雪をとかす役割を学びました。
令和3年1月 高田城址公園
南堀には、高田で屋根の一斉雪下ろしが行われた際、雪が捨てられます。川の水は、堀の水より水温が4度ほど高いため、雪を早くとかすことができます。
照明車を操縦
また藤巻の施設では、災害時に活躍する照明車や水をくみ上げるポンプ車を見学しました。照明車とポンプ車は4年前の令和元年10月、台風による大雨で鴨島などが浸水した時に出動しました。
髙橋凰さん
「施設がたくさんあり、町が守られている。感謝したい」
阿部蓮太郎さん
「この車があるおかげで僕らはふつうに生活できている。(この仕事)将来の選択肢になる」
高田河川国道事務所 伊藤和弘 さん
「災害があったときに、仕事をしていることを分かってもらえれば。興味を持ち将来、国交省でなくても建設業に就いてもらえれば」
職場体験は今週いっぱい行われます。
上越市内では、中学2年生の職場体験が今年22校すべての学校で行われる予定です。JCVでも城西中学校の2年生2人が職場体験をしていて、5日(水)に高田城址公園のハスの撮影に挑戦する予定です。映像はあす5日の「ニュースLiNK」で放送します。
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