2017年09月26日 12:09更新
今月8日にオーストリアで開催されたスポーツクライミングの世界ユース選手権、ユースAのリード競技で優勝した妙高市在住で直江津中等教育学校5年生の田中修太さんが25日、妙高市長を表敬訪問した。
田中選手は2000年と2001年生まれの選手を対象にした「ユースA」に出場した。制限時間内で到達できた高さを競う「リード部門」で、15mの壁を13mほどまで登り優勝した。「去年も出場したときは悔しい思いをした。ずっと目標にしてきたから、優勝できてうれしい」「今回の大会はすごく集中していて、ゾーンに入っていた。競技中のことは覚えていない」と振り返った。
スポーツクライミングには「リード」の他、登る速さを競う「スピード」、高さ3~5mの複数のコースを時間内にいくつ登れるかを競う「ボルダリング」がある。田中さんは、この3つの競技を合わせた成績は6位で、13位までが出場できる来年のユースオリンピックの出場権を獲得した。
入村市長が、3年後に迫った東京オリンピックの正式種目になったことに触れると、田中さんは「出場枠が限られているので、今のままでは出場できない。もっと練習に励みたい。みなさんの応援が励みになっている」と、オリンピック出場に意欲を見せた。
田中さんは、来月から愛媛県で開催される国民体育大会に出場することになっている。
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※2017年9月26日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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