2023年06月25日 15:58更新
上越市中郷区の魅力を首都圏などに発信しようと、地元の農家でつくる団体「中郷区農業の未来を考える会」が、地元産の農産物を紹介した新しいパンフレットを作りました。パンフレットには中郷小学校の児童が考えたキャラクターのイラストが使われています。
これが中郷区をPRしようと作られたパンフレットです。
パンフレットには、妙高山の雪解け水が流れる田んぼや畑などでコメ、野菜、山菜が作られていることが紹介されています。
パンフレットづくりには中郷小学校の6年生も協力していて、児童が考えたコメやオニギリ、山菜などのキャラクターが印刷されています。
23日は「未来を考える会」のメンバーが完成したパンフレットを学校に届けました。
児童
「自分たちで考えたイラストが商品になってうれしい」
パンフレットは、「未来を考える会」が首都圏に地元農産物の魅力を発信しようと企画しました。この背景にあるのは農業の担い手不足と少子化です。そこで、将来地域を担う子どもたちのアイデアを生かそうと、今回6年生に協力を呼びかけました。
中郷区農業の未来を考える会 小島藤吉さん
「小学生から地元(について)考えてもらえているのはうれしい」
6年生19人は去年、コメづくりに取り組んでいます。
児童
「パンフレット(作りに関わって)中郷をもっと好きになった」
「中郷のコメがみんなにおいしいと思ってもらう気持ちで描いた。もっと中郷のことを知ってもらいたい」
23日はパンフレットのほかに「未来を考える会」が育てたコメが児童に贈られました。
中郷区農業の未来を考える会 小島藤吉さん
「パンフレットは中郷区を強調していたが、子どもたちにも同じ思いがありうれしかった。(消費者が)中郷を訪れてもらいおもしろく話ができれば」
パンフレットは農産物と一緒に発送される予定です。
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