2023年04月26日 12:12更新
「介護保険の払い戻しがある」とうその話を信じた上越市の60代女性が、現金およそ67万円をだまし取られたことが26日(水)に分かりました。警察が特殊詐欺被害として捜査しています。
警察によりますと25日(火)の朝、上越市に住む60代女性の自宅に市役所の職員を名乗る男から「介護保険の払い戻しがあり、手続きが完了していない」と電話がありました。その後、金融機関を名乗る男から電話があり、金融機関のATMに行き、着いたら携帯電話で連絡するよう指示されました。およそ1時間後に女性は指示されるままに、金融機関に行きATMから現金67万円を他人名義の口座に振り込んだということです。
女性は入金確認のために通帳記入をしたところで、67万円が出金されていたため、詐欺にあったと気づき、金融機関を通じて警察に通報しました。
警察では家電量販店などで取り扱っている防犯機能付き電話を活用し、知らない番号には出ない。ATM操作で金は戻らないので注意してほしいと呼びかけています。
今年、上越警察署管内の特殊詐欺の被害は今回を含めて9件、被害額は去年の同じ時期と比べておよそ450万円多い、およそ770万円にのぼっています。
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