2017年09月11日 18:30更新
突起物のついた人工の壁をのぼり、到達した高さやスピードを競うスポーツクライミングの世界ユース選手権がオーストリアで開催され、直江津中等教育学校5年、田中修太選手(17)が「ユースA」のリード競技で初めて優勝した。
(写真提供:日本山岳・スポーツクライミング協会)
「ユースA」は 、2000年と2001年生まれの選手が対象。田中選手の出場は、去年に続き2回目で、登る高さを競う「リード」で初めて優勝した。そのほかの競技では、登るタイムを競う「スピード」が48位、複数のコースを決められた時間内にどれだけ登れるかを競う「ボルダリング」が39位だった。また、すべての競技を行なう複合は6位で、来年、ブエノスアイレスで開催されるユースオリンピックの日本出場枠を獲得し、結果を残した。田中選手は「リード」で優勝したあとのインタビューで、「うれしくて本当に信じられない。登っていて楽しめてよかった」と話している。次は今月末から愛媛県で始まる国体に出場する予定だ。
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