2017年09月10日 19:35更新
約20年の休部から活動を再開させた関根学園吹奏楽部が、活動再開後初めての演奏会を10日、上越市大町5丁目の五ノ辻稲荷神社で開いた。
関根学園吹奏楽部は部員の減少により約20年休部していた。運動部だけでなく、文化部も活発に活動させたいという学校の意向から、ことし4月に活動再開。現在の部員は5人で、上越市や東京で活動するサックス奏者で吹奏楽の指導者、早瀬圭一さんから指導を受けている。今回の演奏会は五ノ辻稲荷神社の例大祭を盛り上げようと開かれた。吹奏楽部が活動再開後に演奏会を開くのは今回が初めて。
演奏会では「宝島」・「赤とんぼ」・「夏祭り」の3曲を披露した。このうち「赤とんぼ」の演奏では生徒の演奏で訪れた人たちが歌った。
アンコールでは演奏する曲を来場者の投票で決め、再び「夏祭り」を演奏し例大祭を盛り上げた。
訪れた観客は「大変すばらしく、楽しませてもらえた。神社の祭りを盛り上げてくれて、うれしく思う。」と話している。
吹奏楽部の宮澤仕歩部長は「始まる前はすごく緊張した。想像以上に人が多くて、上手くいくかなという不安があった」と話すものの、「今回の演奏は120点。客が盛り上がってくれてすごく楽しかった。」と初演奏の出来に満足している。また、指導者の早瀬さんは「演奏会までは2ヵ月半しかなかった。生徒は真剣に練習し、一番いい演奏ができた」と今回の演奏を振り返っている。
吹奏楽部は10月15日に開かれる関根学園の学園祭でも演奏する。
※2017年9月11日のニュースLiNKで放送 初回放送18:30~
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