2023年02月07日 04:00更新
今月16日から確定申告が始まるのを前に、高田税務署はスマートフォンを使って手軽に申告できるe‐Taxの利用を呼びかけています。
確定申告は個人事業主や年金受給者などが対象です。高田税務署では、自宅などで簡単に手続きできる電子申告e‐Tax、なかでも、スマートフォンの利用を呼びかけています。
この日は、越後上越上杉おもてなし武将隊がスマホを使ったデモンストレーションを披露しました。
手順は初めに国税庁のホームページにアクセスし、専用画面から必要事項を入力します。スマホを使った入力は年々便利になっていて、去年からは源泉徴収票を撮影するだけでデータが自動入力されるようになりました。今年から、スマホをICカードリーダライタの代わりにして、マイナンバーカードを読み取れば医療費控除の入力も自動化されます。
水沼仁志高田税務署長は「マイナカードがあればカードリダやパソコンを買わなくてもスマホで十分。自動入力できるので便利に手軽にできます。ぜひやってみてください」とPRしていました。
高田税務署ではe‐Taxは、会場に出向く必要がないので、新型コロナの感染予防になるうえ、24時間いつでも利用できるメリットがあると話しています。
所得税の確定申告の期間は今月16日から来月15日までです。期間中、会場の上越市市民プラザではスマホを使ったe‐Taxについて、アドバイスを受けながら進めることもできます。 詳しくは、国税庁またはe‐Taxと検索してください。
高田税務署によりますと管内の確定申告者はおよそ4万人で、そのうちe‐Taxを使った人は去年およそ45パーセントにのぼったそうです。税務署では「今年は半数に達するのではないか」と話しています。
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