2023年01月12日 15:13更新
特殊詐欺被害を未然に防いだとして妙高市のコンビニエンスストアのオーナーと店員の2人に12日(木)、妙高警察署から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのはセブン-イレブン妙高栗原店のオーナー佐藤茂男さんと、店員の竹越真己さんです。
警察によりますと先月20日午後2時前、上越市に住む70代男性が来店し電子マネー「iTunes」のカード3枚、金額にして合わせて30万円分を購入しようとしたところ、レジを担当していた竹越さんが購入額が大きかったことから男性に声をかけると、男性は購入の理由をはっきり答えられませんでした。また、男性は手に現金を握りしめていました。
その様子から竹越さんは特殊詐欺だと気づき、男性を説得するとともに警察に通報し、被害を未然に防いだということです。
竹越さん
「男性はおどおどしてる感じなかった。金額が金額なので声がけして(購入を)待ってもらった」
男性はおよそ1年前に契約した動画サイトの未納料金を支払うために店を訪れました。
竹越さん
「(普段)頻繁ではないがご高齢の方で(詐欺)危ないと感じるときある。(今後も)高額な場合は声がけをしていきたい」
オーナー 佐藤さん
「なんとか1件でも被害を防げればというのが従業員全員の気持ち」
妙高警察署管内では去年特殊詐欺被害が5件発生し、被害総額は2800万円あまりでした。
警察では、特殊詐欺の手口は様々な方法があるため「少しでも不審に感じた場合は金を振込む前に警察や家族などに相談してほしい」と呼びかけています。
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