2022年12月22日 14:25更新
上越市在住の60代女性が19日(月)に特殊詐欺被害にあい、現金およそ100万円をだまし取られたことがわかりました。警察は22日に被害届を受理し、特殊詐欺事件として捜査を進めています。
上越警察署によりますと、今月19日(月)の午後6時ごろ、女性の自宅の電話に市役所職員を名乗る男から「介護保険料の払い戻しがある」「手続きのためキャッシュカードと通帳を持って行ってください」と言われ、市内の金融機関に行くよう指示がありました。女性は午後6時30分ごろ、携帯電話で男から指示を受けながらATMを操作しているうちに、およそ100万円を他人名義に振り込んでしまったということです。女性は被害後にATM機から発行された取引明細を確認し、詐欺だと気づいたということです。
上越市内では、架空の料金を請求する詐欺も多発しています。上越警察署では被害にあわないよう注意を呼びかけています。
【注意】
■「還付金があるから銀行やATMへ行け」は詐欺です。
■犯人が口座所有者になりすまし、インターネットを介して、預金を他の口座に不正に送金してしまう手口も確認されています。
■電話でお金の話が出たら、落ち着いて考え、家族や警察に相談してください。
■電話を常時留守番電話にする、防犯機能付き電話にするなどして、詐欺電話を受けないようにしましょう。
■市内で還付金詐欺の前兆電話がかかってきていることをご家族や知人に連絡し、詐欺に遭わないよう注意喚起をお願いします。
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