2022年11月24日 20:21更新
旧新井市から妙高市政を5期20年担った入村明市長が24日(木)に退任し、多くの職員に見送られながら市役所を後にしました。
入村市長は現在75歳。これまで、旧新井市時代を含め妙高市政のかじ取りを5期20年担いました。24日は、職員およそ100人を前に最後の言葉を贈りました。
入村市長
「私自身よくここまで体力と気力が続いた。皆さんから押し上げてもらい、本当に感謝しかない。市の課題はたくさんある。それらを他人ごとにせず、まず自分で種をまく、水をあげる。堪えぬ挑戦、挑戦し続ければ結果は出る。市民のために、そして最後は自分のために、ぜひ全力で頑張ってほしい」
入村市長は退任の会見で、これまで財政の健全化や妙高戸隠連山国立公園の分離独立などに力を注いできたと話したうえ、20年間で最も印象的な出来事として、大雪災害で山間地を回った時の光景をあげました。
入村市長
「雪が多く降ったとき、お年寄りが凍える姿で玄関に出てきて手を合わせていた姿が忘れられない。弱者に力点をおいて地域運営していくことが原点と、改めて感じた」
妙高市2人目となる次の市長、城戸陽二さんは、25日(金)に初登庁となります。
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