2022年10月22日 18:00更新
上越市や妙高市の酒蔵が一堂に集まるイベント「越後・謙信SAKEまつり2022」が22日に3年ぶりに高田本町商店街を歩行者天国にして開幕しました。まつりはあす23日も行われます。
越後・謙信SAKEまつりは上越地域の酒づくり文化を広く発信しようと平成18年から始まり、今回で17回目となります。コロナ禍の影響で一昨年はオンライン開催、去年は規模を縮小して上越市仲町での開催でした。3年ぶりに高田本町商店街の歩行者天国での開催となった今年は上越地域を中心に21の蔵元が参加し自慢の酒を提供しました。初日は午前11時の開幕前から試飲用のお猪口を求めて多くの人が列を作るなど、賑わいを見せていました。
また、SAKEまつりで大人気の限定酒「車懸」の販売コーナーでは販売開始とともに100人以上の人が並び長い列ができていました。今年の「車懸」は代々菊醸造が仕込みを担当し2日間で限定1500本が販売されます。
訪れた地元の人「3年ぶりにこの商店街でということで本当に楽しみにしていた。地元の酒蔵がその年の銘柄を並べてそれを気軽に試飲できるのは酒好きとしてはうれしい。19時まであるのでたっぷり楽しみたい」
岐阜県から初参加した男性「岐阜でも酒のイベントはあるけど(今年も)コロナで中止になった。上越でSAKEまつりがあると聞いてやってきた。新潟のお酒は基本おいしい」とまつりを楽しんでいました。
また会場にはお酒のブース以外にも地元の食材を使ったグルメのブースも30店以上立ち並び、お酒が飲めない人や子供なども豊富なグルメを楽しんでいました。ことしのSAKEまつりは感染症対策として、「試飲は蔵元のブース前のみ」「歩行者天国内は食べ歩き禁止で飲食ブースのみ」などのルールが設けられています。
さらに今年は初の試みとして「越後・謙信SAKE総選挙2022」も開催され、試飲グラスのお猪口を購入した人が一番うまいと思う酒をQRコードで投票できる取り組みも行われています。
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