2022年09月07日 09:17更新
その名も「あさひ かがやく」!
上越市大島区旭地区の若手農家が、棚田米をブランド化して全国に売り込もうと、合同会社「旭商店」を設立しました。
旭商店 代表社員 田邊和夫さん
「『旭』が『輝けるように』と『あさひ かがやく』と名付けた」
合同会社「旭商店」を設立したのは、旭地区でコメ作りに取り組む田邊和夫さん41歳、布施孝司さん40歳、そして、関東から移住してきた牛田光則さん38歳の3人です。
会社では、3人が作ったコシヒカリを「あさひ かがやく」のブランド名で売り出す計画です。
旭商店 代表社員 田邊和夫さん
「力を合わせて旭地区のためにがんばりたい」
現在、3人が耕作する田んぼは70ヘクタールほどです。地元農家の高齢化が進み耕作放棄地が増えるなか、3人が引き受ける田んぼは増える一方です。
そうしたなか、中山間地に次世代の担い手を呼び込み、いつまでも米作りを続けるためには、ブランド化で販路を拡大し、旭地区をアピールする必要があると3人は考えました。
旭商店 代表社員 田邊和夫さん
「(旭のコメは)粘りと甘みが強い。水がきれい。土が粘土質で栄養が蓄えられおいしい米ができる。旭地区を盛り上げていきたい」
旭商店は今後、上越市のふるさと納税制度に登録し、納税者への返礼品として、この秋の新米から販売することにしています。目標は800キロです。旭商店では、都会の人を呼び込んだ棚田でのコメ作り体験などを計画しています。
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