2022年07月23日 13:06更新
上越市では、一週間ほど前から感染者数が急増し、21日(木)、22日(金)と感染者数が100人を超え、2日連続で過去最多を更新しました。市では、家庭や学校内での感染が増えているとして、基本的な感染対策を改めて徹底するよう注意を呼びかけています。
これまでの傾向でみると、感染者のなかで多くの割合を占めているのが10代以下の子どもたちです。今月4日から17日までの2週間、上越保健所管内の感染者の、10代以下の割合はおよそ4割にのぼりました。
また、県内の感染者の主な感染経路は、家庭内が最も多いおよそ25%です。次いで小中学校がおよそ24%、幼稚園と保育園がおよそ19%となっています。
急激に感染者が増えていますが、市では、市民へ新たな行動制限は設けないとしています。
上越市健康子育て部 大山仁 部長
「国・県で新たな行動制限はかけていないため、市も同様に特別な制約・制限は設けない。現在、医療体制のひっ迫なども聞いていない。今後国・県の方針が変われば、市も対応して速やかに市民に知らせる」
また、25日(月)から始まる上越まつりに関しては、市や上越観光コンベンション協会は、予定通り実施する方針です。
また、小中学校は夏休みに入りますが、部活動や放課後児童クラブも通常どおり行われる予定です。
大山部長
「夏休みは学校がないため、感染がある程度少なくなる一方、部活動などで感染のおそれはある。引き続き保護者には、子どもが感染しないよう注意啓発をお願いしたい。夏季は熱中症の危険が高まるので、適切なマスクの着用を」
市ではこれまでと同様に、発熱やのどの痛みなどかぜのような症状が出た場合は、登校や出勤はせず、速やかにかかりつけ医などに相談するよう呼びかけています。
大山部長
「症状がある人は、これまで同様に、まずはかかりつけ医に電話で相談してほしい。県にも相談センターがあるので、体調の悪い人は速やかに相談を」
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