2022年07月07日 18:04更新
上越高校のダンス部が創部以来初めてとなる全国大会出場を決めました。本番まで20日余り。メンバーは連日の暑さにめげず練習に励んでいます。
上越高校ダンス部は、先月25日に長野市で開かれた全国高等学校ダンスドリル選手権の甲信越大会、HIPHOP男女混成部門に出場し、都道府県枠での全国大会出場をつかみました。
提供:上越高校
内山純奈 部長は「全国大会出場が決まって涙がでた。大きい大会が初めてで不安やプレッシャーがあったけど全員で頑張ることが出来た」と振り返ります。
ダンス部は創部8年目。これまではサッカー部のホーム戦の応援や学校行事、観桜会などを中心にパフォーマンスを披露するだけでした。甲信越大会には、今回が初めての挑戦でしたがいきなり快挙を成し遂げました。
顧問の青山梨緒教諭
「今年のメンバーなら行けると思ってエントリーした。メンバーは負けず嫌いな子が多い。ダンス未経験者の子ほど一生懸命練習をするので、どの子が経験者かわからないほど全体がレベルアップしている」
現在の部員は1年生から3年生まで21人。大会にはこのうち14人で臨みます。中には男子部員も1人入っています。
男子部員2年生 手塚琉生さん
「本格的にダンスを始めたのは小学校5年生から。男女関係なく楽しんでいる。甲信越大会では、歌詞に思いを込めて表情に出して踊っていた。全国大会でも甲信越大会以上のパフォーマンスが出来るように練習をしていく」
ダンスに使用する曲は、イギリスのガールズグループ「LittleMix」の「Boy」です。振付は外部コーチでS.O.Pエンターテイメントの酒井武さんが担当しました。
パフォーマンスはおよそ2分。全国大会には、甲信越大会より難度を上げて臨むため、メンバー全員の動きをあわせたり、首や肩、腰など体の一部だけを動かすなどダンスの精度をあげようと集中的に取り組んでいます。
青山梨緒 教諭
「甲信越大会では、ほかのチームの気迫や表情の作り方がすごかった。そこがまだ足りない。雰囲気や曲の表現のレベルアップをしていく必要がある」
内山純奈 部長
「力強い大人の女性がテーマの曲なので力強い体の使い方やなめらかな女性の振り付けを意識したい。全部が初めてで緊張やプレッシャーはあるけど全国大会に出場するからには入賞したい」
全国高等学校ダンスドリル選手権は今月29日から3日間、東京体育館で開かれます。チームはこの全国大会の直前、26日に東京八王子で開かれるダンススタジアム関東甲信越大会にも出場します。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.