2022年06月29日 10:19更新
終戦から今年で77年。妙高市出身で戦争で亡くなった人の追悼法要が28日(火)に新井別院で営まれました。
追悼法要には、遺族の代表や関係者などおよそ40人が参列しました。
妙高市では、第二次世界大戦などで1691人が亡くなっています。法要では、妙高市社会福祉協議会の三浦了好会長が追悼文を読み上げロシアによるウクライナへの軍事侵攻にふれました。
妙高市社会福祉協議会 三浦 了好 会長
「世界の平和と秩序が脅かされていることは誠に遺憾で悲しみに耐えない。戦争とは何か平和とは何かを問い続け語り継いでいかなければならない。」
この後、入村市長が、「悲惨な戦争を繰り返さないため平和の尊さを次の世代に受け継いでいくことが重要な使命である」と追悼の言葉を述べました。
参列者の一人、妙高市遺族会の会長、間島英夫さんです。昭和19年に戦争で父親を亡くしました。
妙高市遺族会 間島 英夫 会長
「頭から離れないのはロシアのウクライナへの侵攻。本当に残念。戦争の悲惨さを風化させないように平和活動を続けてきた。これからも色々な平和活動を続けていきたい。」
妙高市遺族会では、今年8月に手紙や軍隊手帳など遺品を展示するほか、10月には講演会も開く予定だということです。
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