2022年05月04日 14:44更新
県立大潟水と森公園で植物の観察会が行われ、参加者は春の自然を楽しみました。
4日の上越地方は気温が上がり、14時現在、上越市高田で最高気温24.8℃、妙高市関山で22.7℃など、各地で初夏のような陽気となりました。
県立大潟水と森公園では、園内の植物や生き物を観察するイベント「潟来さんぽ」を、毎月一回行っています。ゴールデンウィーク中の4日は、親子連れなど、定員の2倍以上となる25人が参加しました。
参加者は、一時間半かけておよそ3キロのコースを歩き、実際に植物に触れながら説明を聞きました。コースでは、ツツジやタンポポ、ヤブデマリなど、20種類を観察しました。
ウワミズザクラ
これは、今見頃を迎えている「ウワミズザクラ」です。
パークレンジャー 小松理恵さん
「コップを洗うブラシのような形をしていて、ツボミは食用。葉の根元が杏仁の香りがする」
このあと参加者は、炒め物など食用にも使われる「カラスノエンドウ」を乾燥させた、健康茶を試飲しました。
カラスノエンドウ
参加者
「緑がきれいな時期に(公園を)まわってみたかった。普段は何気ない植物にも名前があることを知れてよかった」
「雑草だと思っていたものが食べられたり、学ぶことが多かった。別の季節にまた来たい」
パークレンジャー 小松理恵さん
「毎月違うものを案内できるため、何度来てもらっても大歓迎。これからはカキツバタが満開になるので、ぜひ来園してその多さを感じてほしい」
次回の「潟来さんぽ」は、6月1日(水)に行なわれます。参加には申し込みが必要です。詳しくは、公園のホームページをご覧ください。
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