2022年04月08日 16:43更新
上越市在住の10代男性が7日(木)特殊詐欺被害にあい、30万円分の電子マネーをだまし取られたことがわかりました。警察は被害届を受理し、特殊詐欺事件として捜査を進めています。上越市内では特殊詐欺事件が相次いでおり、警察では注意を呼びかけています。
上越警察署によりますと、きのう7日(木)午前3時ごろ、男性が上越市内の自宅のパソコンでインターネットを閲覧していたところ、コンピューターウイルスに感染したと画面に表示されました。男性が表示された番号に電話すると、片言の日本語を話す男が「ウイルスのその後の保証のため、電子マネーのカードを購入して、表示されているページにコードを入力してください。5年間は大丈夫」などと言い、実存するソフトウェア会社の社員証を画像で表示させるなどして男性を信用させたということです。
その後、男性は電話をつなげたまま上越市内のコンビニエンスストアに行って、電子マネーを購入。パソコン画面にコードを入力して合計で30万円の電子マネーの利用権をだまし取られたということです。
上越市内では、同じような手口の詐欺が相次ぎ、今月5日に50代女性が現金30万円を、先月26日には40代女性が現金30万円をだましとられています。
警察によりますと、いずれのケースも家族や警察へ相談や通報させないよう、現金などをだましとるまで、携帯電話をつなげたままの状態で移動させたり、ATMを操作するよう指示してくるということです。
上越警察署管内では、架空料金請求詐欺のほかにも、還付金詐欺事件が多発しているということです。金銭を要求する話は詐欺だと疑い、電話をすぐにきって、家族や警察に相談してください。
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