2021年12月24日 10:01更新
人や貨物の移動が多くなる年末年始を前に、佐渡海上保安署による佐渡汽船カーフェリーの安全点検が23日に行われました。
この安全点検は、海上保安庁が実施している年末年始特別警戒及び安全指導に伴い、船舶交通の安全確保を目的として佐渡海上保安署が毎年実施しているものです。
点検を行ったこの日は、9時15分両津発のカーフェリー「おけさ丸」の点検が行われました。船長立ち会いのもと、佐渡海上保安署長をはじめとする7人の署員が、船内を点検しました。
点検では、客室内の救命胴衣や消火器の保管状況を見て回ったほか、操舵室では、船長に対し船員の飲酒確認の仕方について質問していました。
佐渡汽船の伊藤 慎二船長は「日頃から船内の点検に努めています。これから年末年始に向けて、帰省する方が多くなりますので、引き続き皆様の安全を確保して、佐渡航路の安全運航に努めていきたいと思っています」と話していました。
点検を行った佐渡海上保安の髙橋 修署長は「しっかり船内のパトロールが行われているということ、消防設備や救命設備も万全に備えられていることを確認できました」と話していました。
佐渡海上保安署では、年末年始の特別警戒として来年1月10日までの間、船内や乗船口に保安官を配置し、乗船客が安心して船旅を楽しめるように努めていくということです。
佐渡テレビジョン
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