2021年12月03日 13:35更新
上越市立総合博物館の元館長で画家の小林新治さんが卒寿90歳を迎え、息子の充也さんとの親子展を上越市本町の遊心堂ギャラリーで開いています。
小林新治さんは今年、卒寿を迎えました。親子展は、それを記念したもので、会場には新作を中心に水彩画28点、また娘婿で元高校美術教師の充也さんの日本画16点が展示されています。
新治さんの作品
新治さんは市内の歴史的な建造物や風景を、穏やかなタッチで表現しています。
充也さんの作品
また、充也さんの作品は麻の和紙に岩絵の具を幾重にも重ねたもので、完成まで3か月かかった作品もあります。2人の作風は異なるものの、見る人を穏やかで優しい気持ちにしてくれます。
小林新治さん
「私の作風は一般的、写実的な水彩画。充也さんは日本画で岩絵の具で独自の作風。素晴らしい」
「2人とも作品にコメントを添えました。絵では表現できない思いを託しました」
小林充也さん
「婿養子に入って40年の思い出を短くまとめました。絵を描く楽しみを皆様にも分かっていただけるとありがたいです」
小林新治・小林充也 新治卒寿記念―親子展は、今月6日(月)まで、本町4丁目の遊心堂ギャラリーで開かれています。入場は無料です。
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