2021年10月18日 17:37更新
上越市長選挙に立候補を表明している中川幹太さんと、野澤朗さんの2人を招いた公開政策討論会が17日(日)に開かれました。
討論会は、上越市長選挙の若者の投票率を上げようと、市民有志が開きました。この日のために、主催者は事前の勉強会を開いていて、10代から40代の若い有権者が、両候補の政策について疑問や意見をまとめています。
17日はそれをもとに「財政」、「子育て・教育」、「防災・公共交通」、そして「独自政策」の4つのテーマが設けられ、2人の立候補予定者を交えての討論が進められました。
■子育て・教育について
中川さん
「大学・短大・専門等で、他県に出て帰ってこない。一つのやり方として、「大学奨学金制度」を。帰ってきたら利子をなくす、あるいは返還額を減少させる」
野澤さん
「(出産に関して)3人目でなく、1人目から手厚い支援。1人目の支援がよくなければ、2人目の出産はない。母親に寄り添わなければ、不安になる厳しい現実社会。子育ての手前から支援」
■財政について
野澤さん
「国からの補助金以外に、国の「パイロット事業」を活用。実験的な取り組み。上越市は、海・山があり実験に適した都市。そういうことも一つの財源となる」
中川さん
「上越市の財源が厳しいなか、日本・世界の中で『ここが一番』になるような事業で補助金を取っていく。大企業と連携しながら、先進的な技術を取り入れ、そういったところからお金を持ってくる」
公開討論会は時間オーバーで終えたため、この後、参加者からの質問や意見を文書で両候補に送って、回答を得ることになりました。
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