2021年10月14日 12:08更新
新入社員に安全運転を学んでもらうドライビングスクールが13日、新井自動車学校で開かれました。
ドライビングスクールは、妙高地区交通安全協会が新入社員の車の事故を防ごうと毎年開いています。参加したのは、妙高地区の6つの事業所に勤める新入社員8人です。
参加者は初めに妙高警察署から、事故の事例などについて話を聞いた後、自動車学校のコースで実技講習を受けました。新入社員は運転しながら、同乗した自動車学校の教官から運転の癖や事故を起しやすい状況などについて指導を受けました。
教官は「見えづらいところはもう1回止まるという選択肢もある。場所によって2段階停止しても良い」となどと指導していました。
このほか、車に装備が義務付けられている発煙筒の使い方を学びました。発煙筒には着火式とLED式があり、これと3画表示板の3つを並べて、見え方の違いを比べました。
参加者
「免許を取って2年ちょっと。改善すべきところを知ることができた。(仕事で)市内を運転するのは怖い気持ちがある。これから運転する機会が増えるのできょうの講習を生かしたい」
新井自動車学校 池内 淑一 校長
「公私違わず交通事故がひとつでも減る事が願い」
妙高警察署によりますと、管内では、今年1月から12日までに人身事故が28件起きていて、31人がけが、1人が亡くなっています。そのうち10代、20代のドライバーが起こした人身事故は6件でした。
妙高警察署 工藤紀行 交通課長
「必ず、止まるべき所は止まる。確認すべき所は確認する。新入社員に限らず、一度基本に立ち返って運転してほしい。(営業車の)座席の位置を毎回調整したり、車の大きさを確認するなどで、自家用車と営業車の事故の起こり方に差はなくなる」
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