2021年10月11日 15:05更新
上越市大潟区にある県立大潟水と森公園の20周年記念イベントが10日に開かれ、地域のカッパ伝説にあやかった演劇や出店でにぎわいました。
県立大潟水と森公園は20年前の平成13年に開園しました。広さは48ヘクタール。潟を生かした環境には動植物700種類が確認されています。オープン当初は炊事棟も噴水広場も無く段階的に整備され、今では毎年10万人が訪れる公園として親しまれています。
公園内には20周年を記念して、上越教育大学が地元の伝説をもとに作ったカッパの像18体が設置されました。
これは去年、大潟町小学校の6年生が大学の指導を受けて作った動植物やカッパのレリーフです。
10日は大潟町小学校の6年生が、射的やくじ引きなどのコーナーを出したほか、漁師に命を助けられたカッパがのど薬の作り方を教えるというカッパ伝説の演劇を披露しました。
公園では自生していたカキツバタを育ちやすい場所に移植して増やすなど、自然環境の整備に力を入れています。
来場者
「よく来る。孫と一緒に水の広場で遊びます」
「散歩が好き。春はサクラが咲き見どころがある」
「1週間に5日くらい散策する。自然豊かで散歩道が整備され貴重です」
県立大潟水と森公園 松浦正憲 所長
「カッパの像が出来て親子やお孫さんの散歩が増えた。(20年で)地域の憩いの場になっている」
公園では自然観察やウオーキングなどのイベントを随時開いています。詳しくは、県立大潟水と森公園のホームページをご覧ください。
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