2021年09月24日 17:07更新
上越地域の特産品などを東京で販売する「雪國商店」がオープン1周年を迎え、秋限定の商品をそろえるほか、妙高産の新米をプレゼントするなどの記念イベントを開いています。
雪國商店は、JR有楽町駅前にある「東京交通会館」1階に去年9月にオープンしました。店内には、上越地域や佐渡市などから200点を超える産品が並び、この1年で7万人以上の来客がありました。
雪國商店では、都会への販路拡大サポートを打ち出し、現在の参加企業は90社以上です。この1年、コロナ禍で帰省できない地元出身者がふるさとの商品を購入しているほか、雪国ならではの味や魅力を知ってリピーターも増えているということです。
買い物に訪れた人
「かきもちと妙高こそばを買った。東京ではなかなか買えない。地方の美味しいものを食べたい。新潟県長岡市出身。買えてうれしい」
「新潟に住んでいる友達と連絡をとって、新潟のものが欲しくなった。辛いものが好きなので、かんずりとハバネロ入りの調味料を買った」
「妙高出身の友達がいる。買ったのはしょうの味とお餅。まだ行ったことがない。自由に行けるようになれば」
現在、人気のある商品は、この秋限定の日本酒や妙高のこそばなどです。
このうち上越市の田中酒造は、秋限定の「特別純米熟成酒 秋いろ」を販売しています。日本酒ファンなどの反応も上々ということです。
田中酒造 馬場慶徳 代表取締役専務
「この時期はお酒が熟していちばん美味しいといわれる季節。郷土の酒を手に取ってもらえうれしく思う。(コロナ禍で)日本酒の消費が激減。新商品を出しながらなんとか販売していきたい」
また、上越市大潟区の「苺の花ことば」は、イチゴのフリーズドライやソースを販売しています。
苺の花ことば 髙橋和樹さん
「素材そのものを生かしている。添加物など使わず乾燥させただけのものなので安心して食べてもらえる。コロナ前は観光農園としてイチゴ狩りをやっていた。関東からも帰省客が来ていた。(商品を買って)思い出してもらいたい」
今月は1周年企画として、商品を1000円以上購入した人に妙高産の新米をプレゼントするなど、記念イベントをあさって26日(日)まで行なっています。また、あすからの2日間(25日、26日)は、東京交通会館のピロティで「雪国マルシェ」を開いて新米や日本酒を直売します。
雪國商店はJCV上越ケーブルビジョンが企画・運営しています。
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