2021年09月23日 17:37更新
上越市立水族博物館うみがたりでことし5月から6月にかけて生まれたマゼランペンギン5羽のグループ名が23日、発表されました。3期生となる今回は、上越ゆかりの武将、上杉謙信にちなんだ「ケンペンズ」です。
うみがたりでは120羽を超えるマゼランペンギンを飼育しています。飼育数は国内で最も多く、ことしも5月から6月にかけて5羽が生まれました。うみがたりでは毎年、その年に生まれたペンギンのグループ名を来館者から募集し、令和元年生まれを「うみりんず」、令和2年生まれを「かたりんず」と名付けてきました。ことしの募集は先月、およそ20日間行われ、これまでで最も多い1367件の応募がありました。そしてスタッフがその中から選んだ名前が「ケンペンズ」です。
飼育担当の勝平祐花さんは「ことしは繁殖期に鳥インフルエンザが重なったこともあり、謙信公のように力強く成長してほしいという意味を込めました」と話しています。
名前の発表は、来館者の前で行われました。名前を知った女性は「子どもの名前に『けん』がつくのでうれしいです」と親しみを感じていました。
「ケンペンズ」は大人のペンギンと同じく2階のマゼランペンギンミュージアムにいます。体長は大人と同じ40センチほどですが、大人の顔や胸に見られるもようがまだありません。また羽についているタグの黄色いバンドで見分けることができます。
「ケンペンズ」の1羽(写真下)と大人(写真上)
飼育担当の勝平さんは「(生まれてから)1年かけて大人になる5羽の成長を見守ってほしい」と来館を呼びかけています。
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