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朝にスイーツ求めて 「三・八の市」に活気

2021年09月23日 17:03更新

上越市直江津地区の朝市、三・八の市で和菓子と洋菓子を販売するイベント「朝市スイーツまつり」が23日開かれ、会場の三・八通りが多くの家族連れで活気づきました。

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このイベントは朝市を利用する人が減る中、朝市を知らない特に若い世代に訪れてもらうきっかけを作ろうと、上越市と直江津菓子組合が開きました。今回はことし7月に続き2回目で、会場の三・八通りには前回よりも1店多い、地元の和菓子店と洋菓子店14店が並びました。開始は午前8時30分からでしたが、その前から長い列ができていました。

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このブースでは5つの和菓子店などがいっしょに団子や大福、お彼岸に合わせたおはぎなどを販売しました。また前回人気だったマスカットの大福、新作のモンブラン大福なども並び、訪れた人たちはまとめて買っていました。 

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マスカットの大福を目当てにやってきた地元の児童は「まだ宿題をやっていないけれど、買いに来ました。おやつに食べたい」。児童の保護者は「人出がすごい。コロナでどこにも行けない分、楽しめます」と話していました。

また2人の子どもと訪れた母親は「イベントのチラシを見て、朝市に初めて来ました。野菜もたくさん並んでいて、いいですね」と笑顔でした。

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前回、ほとんどの店の商品は、15分ほどで売り切れになりました。そのため、今回は商品の数を4倍に増やした店もありました。開催は正午までを予定していましたが、1時間ほどで売り切れる店もありました。

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この盛況ぶりには長年、朝市に店を出している人も驚いていました。魚を売っている男性は「30年前に父親から店を引き継いだが、当時の年末のようなにぎわい。出店者が減る中で、ウキウキする」と新しい買い物客を歓迎しました。

直江津菓子組合の重原稔さんは「直江津の資産のひとつである、朝市のにぎわいに協力できてうれしい。普段出店することがないので、それぞれの店の味を知ってもらういい機会になります」と手応えを感じていました。

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