2021年09月02日 17:37更新
新型コロナウイルスの特別警報が県内全域に拡大されたことを受け、上越市はリージョンプラザ上越など63のスポーツ施設と、水族博物館うみがたりや上越科学館など4つの施設をあわせた67施設を、3日(金)から臨時休館します。公の施設の臨時休館は、緊急事態宣言が出た去年春以来、2回目です。
臨時休館するのは、上越市の公のスポーツ施設63か所です。うちわけは、高田城址公園にある陸上競技場、野球場、上越総合運動公園のテニスコート、大潟区の上越体操場、各区の体育館、プールなどです。
また、リージョンプラザ上越、ユートピアくびきなどの複合施設では、スポーツができるホールなどの利用を制限します。理由は、スポーツではマスクを着けることが難しい、用具を複数の人が使うなど、感染するリスクが高いからです。
この日は、リージョンプラザ上越で市内のテニスサークルが施設を利用していました。70代から80代の12人が、毎週1回、2時間ほど利用しているということです。
利用者は「(運動をして)各々の健康を維持しなければならないが、無理に外でやって何かあっても困る。早くコロナが収束してほしい。また施設が使えるようになればうれしい」と話していました。
このほか、水族博物館うみがたり、歴史博物館、小林古径記念美術館、上越科学館の4か所も臨時休館します。いずれも市外からの利用が多いため、人の流れを抑制するためです。休館の期間はあす3日(金)から今月16日(木)までです。
市では施設の一覧をホームページで公開しています。
一方、図書館は通常通り開館します。市内でのワクチン接種が進んでいることなどが理由です。
また、温浴・宿泊施設は休館の対象にはならないため、営業が継続されます。
上越市内の小・中学校は、部活動をあす3日(金)から今月16日(木)まで休止します。学校の体育施設の開放も同じ期間、休止します。
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