2021年08月17日 16:41更新

17日の上越地方は秋雨前線の影響で、雨模様の1日となりました。18日、19日も引き続き、前線や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、大雨となるおそれがあり、新潟気象台で注意を呼びかけています。

17日の上越地方は、秋雨前線が低気圧を伴って北上し、雨模様の1日となりました。気温も上がらず、各地の最高気温は、上越市高田で23.4度、安塚で23.1度、妙高市関山で21.7度と9月下旬から10月上旬並みの気温となりました。

高田城址公園を訪れた人は「秋物の野菜の世話をしたいが、雨で畑仕事ができない」「コロナが増えて、雨も続いて気持ちが沈む。きょうはハスを見て気持ちが少し晴れた」と話していました。

上越市によりますときのう午後5時現在、先週からの雨による被害が40件ありました。そのうち、先週13日金曜日には、谷浜・桑取地区で、住宅裏の斜面が崩落、名立区では、市道の路肩の一部が崩れ、農地へ土砂が流れるなどしました。建物や人的な被害はありません。

気象台によりますと18日は、前線上の低気圧が日本海を北東に進む見込みで、曇りのち、一時雨となる予報です。最高気温は30度を超える見込みです。また、昼過ぎから夜にかけては、雷をともなう所があるとして注意を呼びかけています。