2021年08月04日 10:42更新
アートによる地域活性化を目指す「さどの島銀河芸術祭」が、今月8日から佐渡市の各所を会場に始まります。
さどの島銀河芸術祭は文化芸術の持つ創造性と佐渡の自然、歴史の融合を図りながら地域活性化を目指す取り組みで、今年で6年目を迎えます。
当初は人的サポートや資金的な課題で、なかなか認知度が高まりませんでしたが、国や公益財団法人からの助成を受けながら続けてきた活動がようやく実り、本格的な事業としてのスタートを切りました。
さどの島銀河芸術祭2021の会期は8月8日から10月3日までで、参加アーティストによる制作および作品展示が島内各所で行われます。
島内からは昨年度に続きシャルル・ムンカさんや、梶井照陰さんが参加するほか写真家のホンマタカシさん写真家で美術家の宇佐美雅浩さんなど国内外のアーティストが作品制作に取り組みます。
また、会期中の9月には、芸術祭のあり方をアート的視点や民俗学的視点で話し合うシンポジウムなどのイベントも開催。
佐渡出身で、資生堂トップヘアメイクアーティストの計良宏文さんとアウトドアメーカー「スノーピーク」の山井梨沙さんがディレクションするヘアメイク・ファッションショーも大野亀の特設会場で開かれます。
そして、同じ鷲崎で世界的現代音楽家、テリー・ライリーさんと鼓童および鬼太鼓とのコラボライブも行われ、オンラインによる動画配信も予定されています。
また、島内でのよりいっそうの認知度向上を図るため市民プロジェクトと称してアート作品などを市民から募集する取り組みも進められています。
実行委員会ではさどの島銀河芸術祭を通じ島の民俗芸能や歴史文化と現代アートが融合した島として多くの人に伝えていきたいとしています。
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