2017年06月19日 18:34更新
妙高市の中山間地域でボランティア活動をする「妙高里山応援団」通称「サトヤマン」が今年4月に発足した。発足後初めての活動が平丸地区で行われ参加者が道路の舗装作業に汗を流した。
「妙高里山応援団」通称「サトヤマン」は人口減少、高齢化が進む中山間地域で地域の人だけでは難しくなった作業を支援するために今年4月に発足した。現在サトヤマンには12の団体から約2,000人と個人で5人の登録がある。初めての活動では,妙高市平丸地区内の約100メートルの道路をコンクリートで舗装した。
参加したのは平丸地区の住民6人とサトヤマンに団体登録している企業から5人、そして個人登録の1人。参加者は道路に敷かれたコンクリートをスコップやコテを使って平らにならしていった。
個人で登録している人は県外に住む人がほとんどで参加者の一人堀野壽洋さんは栃木県からの参加。堀野さんは20年ほど前から登山やスキーで妙高市を訪れていて今回恩返しの思いも込めて活動に参加した。堀野さんは土木作業をするのは初めてで「生活に根差すというのはこういうことなんだと感じた。」と話していた。
作業を要請した平丸地区自治会長の霜鳥栄之さんは「地元で立ち行かない作業をこのように大勢の人からやってもらいありがたい。」と話した。
「サトヤマン」ではボランティアに参加してくれるメンバーを随時募集している。詳しくは妙高里山応援団サトヤマン事務局まで。
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