2021年01月14日 18:41更新
大雪の影響で今週12日から臨時休校になっていた妙高市の小中学校8校が14日から再開し、校舎に子どもたちの元気な声が戻ってきました。
新井中央小学校では午前8時前、全校児童およそ330人が元気に登校しました。歩道や車道の脇には大人の身長よりも高い2メートルほどの雪の壁ができています。
休みの間、児童は雪遊びや、勉強をして過ごしたということです。
妙高市内は先週8日から大雪となり、11日には新井地区の積雪が市内で最も多い2メートル60センチとなりました。この影響で休み明けの12日は、市内の小中学校、総合支援学校の12校が休校となりました。
その後、除雪が進み、通学路の安全が確保されたことから、13日から妙高高原地区の小中学校3校が再開。そして14日からは、妙高地区と新井地区の小中学校8校が再開しました。
新井中央学校では13日、職員の半分にあたる20人ほどが2時間以上かけて通学路の除雪に汗を流しました。この日に出勤できた職員は30人。上越市から通っている職員の中には、雪で出勤できなかったり、遅れて出勤した人もいました。
加藤晃 校長は「子どもあっての学校、児童がとうこうしてくると私もうれしい」と話しました。
1年2組では児童が連休中の宿題を提出した後、書初めの清書に挑みました。
新井中央小学校では、14日と15日は給食がないため、児童は弁当を持参します。また、昼休みや掃除をなくし、一部のクラスでは授業を短縮しました。15日までは集団下校となります。こちらの小学校ではコロナ禍で授業時間が減ることを見込んで、あらかじめ夏休みを5日間短縮し、授業を前倒しで進めていたため、今回の臨時休校による授業の遅れはないということです。
校長は「6年生にとってはあと3か月。良い思い出を作ってもらいたい」と話していました。
なお、妙高市立総合支援学校は15日まで臨時休校となります。
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