2020年11月09日 15:34更新
上越市西本町にある八坂神社の改修工事が完了し、8日(日)に御神体を仮宮から本殿に遷す遷座祭がおごそかに執り行われた。
八坂神社は、老朽化で雨漏りがひどく、祭祀にも支障をきたしたため、今年2月から改修工事が進められていた。
工事は予定より1か月はやく完了した。本殿の屋根512㎡がチタン製にふき替えられた。
遷座祭は8日の午後6時に始まった。氏子や町内会長など32人が見守るなか、仮宮の秋葉神社から50m離れた本殿に御神体が遷された。
八坂神社は1028年、平安時代に創建され、御神体はスサノオノミコト。疫病退散と商売繁盛の御利益があるとされる。
岩片宮司は「無事に八坂の神様が本殿に遷られました。この社殿を守り、より一層直江津の町が盛り上がるよう皆様のご支援を引き続きお願いいたします」と話した。
奉賛会の中澤会長は「きれいに出来上がりました。改修された本殿をぜひ、昼間に見てほしいです」と話している。
改修の工事費用は約8,000万円。他の修繕工事とあわせ、奉賛会を中心に来年3月まで寄付を呼びかけている。
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