2020年10月23日 04:00更新
国の登録有形文化財に指定されている上越市仲町の「百年料亭 宇喜世」は、一部の施設を修繕するため、その費用をクラウドファンディングで募っている。
修繕するのは、本館3、4階にある小座敷3部屋。20年以上使われずにきたが、コロナ禍で大きな宴会の需要が減ったこともあり修繕して使うことになった。
修繕費用はインターネットで資金を募るクラウドファンディングを利用し、目標金額は860万円。1口3,000円から専用サイトの「CAMPFIRE」で呼びかけられている。期間は11月末まで。
工事は壊れた水道など水廻りを中心に行なわれる。また壁の塗り替え作業や床の耐震補強なども行われる。
布施一彦営業部長は「小座敷は趣があり料亭文化が凝縮されている。今の建築基準では新たに部屋を作って営業することはできないため、付加価値がある部屋」と話し、支援を呼びかけている。
工期は11月から約3カ月間で行われる予定。クラウドファンディングについて、詳しくは宇喜世のホームページをご覧ください。
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