2016年11月06日 22:47更新
ゴールした後に地酒が味わえるマラソン大会「帰ってきた越後謙信きき酒マラソン」が、11月6日に春日山周辺で開催された。コースの途中では新そばや焼き肉も食べることができ、参加したランナーは上越の自然と味覚を堪能した。
この大会は、上越商工会議所青年部が昨年に続き開いた。タイムや順位を競わずに21㎞をマイペースで楽しく走ることを目的にしたイベントで、約300人が参加。なかには仮装して参加するランナーも多く見られた。コースは、上越市埋蔵文化財センターをスタートし、春日山城跡や正善寺ダムを巡る21㎞。春日山城跡では、高低差が150m以上ある本丸をめざした。
苦しいコースを抜けたあとは、お楽しみのエイドステーション。まずは、正善寺工房では新そばが振る舞われた。「走った後のそばは、のどが気持ちいい」とランナー。続いてはNIKU-TANAバーベキューガーデンでの焼き肉。ここでは、ランナー自ら肉を焼いて完食するのがルールだ。
ゴールの後はメインの「きき酒」。上越市と妙高市の15の蔵元の酒を全て味わった後で、ラベルを隠した地酒の銘柄を当てる。中には、お気に入りの銘柄を何杯もおかわりするランナーもいて、酒どころならではのイベントを楽しんでいた。「走った後の酒はしみ込みます。スーッとはいってききます」とランナーは達成感を美酒とともに味わっていた。主催者では来年もこの大会を開くことにしている。
※2016年11月7日 ニュースLiNKで放送 18:30~