2020年08月08日 17:33更新
映画「瞽女GOZE」の公開を記念し、盲目の女旅芸人瞽女について知ってもらおうと「越後瞽女まつり」が行われている。あすとぴあ5階のミュゼ雪小町と上越市東本町にある瞽女ミュージアム高田では、瞽女を紹介する絵や写真が展示されている。
あすとぴあ5階 ミュゼ雪小町
越後瞽女まつりは「NPO法人高田瞽女の文化を保存・発信する会」が企画した。ミュゼ雪小町では、瞽女を描いた風景画や写真などが展示されている。
これは上越市出身の画家 渡部等さんが描いた風景画。瞽女の暮らしや旅の様子が描かれている。
この写真に写っているのは高田瞽女最後の3人、杉本キクイ、コトミ、シズ。連なって歩く様子や、3人での最後の妙音講が写っている。
そのほか仲田大二が描いた100号の絵5枚などが展示されている。
上越市東本町1 瞽女ミュージアム高田
上越市東本町にある瞽女ミュージアム高田では、夏の企画展「はなれ瞽女おりん」が開かれている。会場には映画「はなれ瞽女おりん」の紹介や、高田瞽女の絵で知られる画家 斎藤真一が描いた油絵が並ぶ。
高田瞽女の文化を保存・発信する会の小川善司さんは「斎藤さんは瞽女と同じように300日を10キロの荷物を持って歩き、瞽女の気持ちになって描いている。絵を見ていると訴えかけてくるものがある。じっくり見てほしい」と話していた。
会場では瞽女に関するDVDも見ることができる。展示会はミュゼ雪小町は9月6日まで、瞽女ミュージアム高田は8月23日まで開かれている。
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