2020年07月22日 19:19更新

上越市と妙高市の一部の小・中学校は23日から夏休みに入る。妙高市立妙高小学校では22日に終業式が行われ、新型コロナの影響で休校があった1学期をふり返った。

22日に終業式を迎えたのは上越市の小中学校で6校、妙高市で3校。このうち妙高小学校の終業式では、福保雄成校長が、新型コロナの影響による休校をふり返り「命を守ることをこれほど考えたときはなかった」と話した上で「夏休みも新しい生活様式を実践して元気に104人が登校する2学期の始業式を楽しみにしている」と述べた。

 妙高小では1学期、新型コロナの影響による休校が4日間あったものの、授業に遅れは無く、イベントの中止などはあったが、年間スケジュールを予定通りこなしたという。また妙高中学校区の学校には子ども向けの生活様式を記した共通のチラシを事前に配布している。

式では各学年の代表が1学期に頑張ったことや夏休みに頑張りたいことを発表した。妙高小学校の夏休みは例年通りの8月26日まで。1年生にとっては初めての夏休みとなる。1年生の女子は「1学期は男の子と一緒に鬼ごっこしたのが楽しかった。夏休みはプールで水泳の練習がしたい。」「夏休み中に児童クラブに通うので、勉強が終わったらヤギさんの掃除当番など頑張りたい。」と話していた。

上越市・妙高市では来週から順次、終業式が行われ、学校によっては夏休み期間を短縮する方針。